頬コケにヒアルロン酸注入するリスクや副作用は?
頬のコケが気になって、ヒアルロン酸注入を考えているんですけど、顔のことだから副作用やリスクがないか心配で…。実際どんな危険性があるのか、注意すべきことがあれば教えてください。
頬コケへのヒアルロン酸注入では、内出血や腫れといったダウンタイムがあります。また、ごく稀に血管閉塞や感染症などのリスクがあるほか、しこりや繰り返し注入による組織への負担も指摘されています。
頬コケへのヒアルロン酸注入で期待できること
頬のコケにヒアルロン酸を注入することで、失われたボリュームを補い、ふっくらとした自然なハリを取り戻すことができます。しぼんだ風船に空気を少しずつ入れていくようなイメージですね。顔全体のバランスが整い、若々しく健康的な印象になるだけでなく、影が消えることで顔色が明るく見える効果も期待できます。
ただし、ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、効果が永続的ではない点も理解しておく必要があります。多くの場合、半年から1年程度で再注入が必要になるケースが多いです。
ヒアルロン酸注入に伴うリスクと副作用
ヒアルロン酸注入は一般的に安全性の高い施術ですが、どんな医療行為にもリスクや副作用はあります。
注入部位には数日程度、内出血や腫れ、赤みが出ることがあります。これらは時間の経過とともに落ち着いていくものですが、そのほかに次のようなリスクも考えられます。
アレルギー反応
ヒアルロン酸は体内に存在する成分ですが、美容医療で使用されるのは人工的な薬剤です。ごく稀にヒアルロン酸に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。
感染症
注入部位から細菌が入り込むと、感染症を引き起こす可能性があります。バイ菌が入るリスクが高いとなると、無理なことは絶対するべきではありません。清潔な環境と適切な消毒が非常に重要になります。
凸凹やしこり
注入量が多すぎたり、注入層が適切でなかったりすると、皮膚表面が凸凹したり、しこりのように触れることがあります。これは、ドクターの技術や経験が大きく影響する部分です。修正には再度の施術や溶解剤の使用が必要になる場合もあります。
また、皮膚の薄い方に浅い層で注入すると、注入部が青白く透けて見える「チンダル現象」が起こることもあります。
血管閉塞(塞栓症)
血管内にヒアルロン酸が入ってしまうと、血流が滞り、皮膚の壊死や、失明といった重篤な合併症を引き起こす可能性もゼロではありません[1][2]。これらは、非常に稀なケースではありますが、私たち医師は常にこのリスクを念頭に置いて施術を行っています。頬は顔面動脈など主要血管が走行しており、解剖学的知識が不十分な施術者が行うと危険性が高まります。
繰り返し注入による組織疲労(フィラー疲労)
近年、長期にわたって注入を繰り返すことによる「Filler Fatigue(フィラー疲労)」という考え方が指摘されるようになっています。ヒアルロン酸が水分を抱え込むことで慢性的な腫れぼったさが続いたり、皮膚が引き伸ばされて弾力が失われたり、注入剤が本来の位置から移動しやすくなったりと、年単位の時間軸で起こりうる変化が問題提起されています[3]。
何を・どこまで・何のために注入するのかを、きちんと考えてくれる医師を選ぶことが大切です。
当院が脂肪注入を推奨する理由
当院では、頬のコケに対して、ご自身の脂肪を使った脂肪注入をご提案しています。ヒアルロン酸は体内に吸収されるため定期的な再注入が必要で、費用も積み重なる一方、脂肪注入は一度定着すれば長期的な効果が期待できます。さらに、ご自身の組織を使うため、アレルギーのリスクがほぼなく、仕上がりもとても自然です。
| 執刀医 | 安部 光洋 | |
|---|---|---|
| 施術概要 | SRF注入(顔の脂肪注入):皮下脂肪を採取し、老化細胞や血液等の不純物を遠心濾過で除去。これに含まれる幹細胞の濃度を高めて術部に注入する。 糸リフト:コグ(棘のような突起)や特殊構造のバイオコーンの付随した吸収性の糸を皮下へ挿入し、顔のたるみを引き上げる。 |
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| 施術費用 | 脂肪注入モニター:¥395,000(税込¥434,500)/1部位 糸リフトモニター:¥30,000(税込 ¥33,000)/本 モニターに関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【お顔の脂肪注入モニター募集】 |
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| 副作用・リスク | 副作用 リスク | 脂肪吸引部位:疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 脂肪注入部位:疼痛、腫れ、内出血など。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
ただし、血管閉塞や感染症、しこりといったリスクは、脂肪注入にも同様にあります。どちらの施術を選ぶ場合でも、解剖学を熟知した医師のもとで受けることが大前提です。そのうえで、頬という繊細な部位だからこそ、持続性や再注入の負担も含めて施術を選ぶことが大切だと考えています。
メリット・デメリットを理解し、納得の選択を
医師は、リスクはもちろん、メリットとデメリットの両方を正直に伝え、ゲストが納得して選択できるよう説明する責任があります。 ヒアルロン酸注入を受ける際には、顔面解剖学を熟知した経験豊富な医師ということはもちろん、 こうした責任をきちんと果たす医師を選んでください。
頬のコケ改善には複数のアプローチがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。不安な点があれば、どんな些細なことでも遠慮なくご相談ください。一緒に、最善の選択肢を見つけていきましょう。
出 典
- 1.I Kyriazidis et al. Adverse Events Associated with Hyaluronic Acid Filler Injection for Non-surgical Facial Aesthetics: A Systematic Review of High Level of Evidence Studies. Aesthetic Plast Surg. 2024 Feb;48(4):719-741.
- 2.Jessica Colon et al. Adverse Events Reported From Hyaluronic Acid Dermal Filler Injections to the Facial Region: A Systematic Review and Meta-Analysis. Cureus. 2023 Apr 29;15(4):e38286.
- 3.Ivona Perce, Arthur Y Yu. Introduction to "Fillers: The State of the Science-A Multispecialty Evidence-Based Initiative". Plast Reconstr Surg. 2025 Oct 1;156(4S-1):1S-3S.

