顔の脂肪吸引でボコボコにならないための対策は?
顔の脂肪吸引で、術後に表面がボコボコになってしまわないか不安…。凸凹のないきれいな仕上がりにするには、どんなことに気をつければいい?
脂肪吸引で顔がボコボコになる失敗を防ぐには、顔の構造を熟知した医師による均一な吸引と、術後の圧迫・マッサージなどのケアが重要です。
なぜ顔の脂肪吸引でボコボコになるのか?
顔の脂肪吸引でボコボコになってしまう主な原因は、脂肪の取り残しや取りすぎによる不均一な吸引、そして皮膚と下の組織との癒着が挙げられます[1]。
回復の正常な過程で「硬縮」という、触ると少しデコボコと感じる時期もありますが、硬縮は時間の経過とともに落ち着いていきます。6ヶ月を過ぎてもデコボコが残る場合は、失敗の可能性が考えられます。
顔は、お腹や太ももと比べて脂肪が非常に薄く、皮膚も薄いデリケートな部位ですから、ちょっとした吸引量の差が、そのまま凹凸として現れてしまうことがあります。わずか数ミリの取りムラでも表面の凹凸として目立ちやすいのが特徴です。この原因を理解し、対策を講じることが、なめらかな仕上がりへの第一歩となります。
| 施術名 | 顔の脂肪吸引 | |
|---|---|---|
| 施術概要 | ベイザー波という超音波を皮膚の内側から脂肪組織に照射して、周辺組織と脂肪細胞を遊離。その後カニューレという専用の管で脂肪細胞を吸引除去する。 | |
| 施術費用 | 顔(頰顎)のモニター料金(1部位あたり):¥270,000(税込 ¥297,000) モニターに関して詳しくはこちらをご覧ください。 ▷【顔の脂肪吸引モニター募集】 |
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| 副作用・リスク | 副作用 リスク | 疼痛、浮腫、内出血、色素沈着、熱傷、知覚障害、凸凹、たるみ、引き攣れなど。 (※この他にも予期しない症状が現れる可能性があるので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。) |
医師の「技術と経験」が最も重要
顔の脂肪吸引は、全身の中でも特に繊細な技術が求められる施術です。顔には大切な神経や血管が走行していますから、これらを傷つけずに脂肪だけを的確に吸引するには、非常に高度な解剖学的な知識と技術が不可欠です[2][3]。
例えば、顔の表情を作る神経のすぐ近くに脂肪があることもありますから、それを避けながら、ミリ単位で脂肪の層を見極めて吸引しなければなりません。熟練した医師であれば、皮膚の厚みや脂肪の量、そして骨格とのバランスを考慮し、ゲスト一人ひとりに合わせたオーダーメイドのデザインを提案し、均一でなめらかな吸引を行うことができます。これは、まるで熟練の職人が一点物の彫刻を仕上げるようなものです。経験の浅い医師や、技術の低い医師が施術を行うと、残念ながら取りムラが生じ、ボコボコとした仕上がりになってしまうリスクが高まります。
カウンセリングでは、医師が顔の脂肪吸引の実績をどれくらい持っているか、また施術方法や使用する機器についてどれだけ具体的に説明してくれるかを確認することが重要です。
皮膚のたるみへの対策も忘れずに
実は、脂肪吸引の敵は脂肪ではありません。一番大事なのは皮、つまり皮膚をどうするかが、顔の脂肪吸引でなめらかな仕上がりを得る上で非常に重要なポイントになります。脂肪だけを吸引しても、皮膚がたるんでしまっては、せっかくのシャープな輪郭も台無しになってしまいます。特に、年齢を重ねた方や、もともと皮膚の弾力が低い方、急激な体重減少を経験された方などは、脂肪吸引後に皮膚がたるみやすい傾向にあります。
たるみが予想される場合は、脂肪吸引と同時に、あるいは術後にクォンタムやモフィウス8といった熱治療を併用することで、皮膚の引き締め効果を高めることができます。よりシャープな輪郭を目指して、糸リフトを組み合わせる選択肢もあります。ゲストの皮膚の状態やご希望に合わせて、最適な組み合わせをご提案しています。
術後のケアも仕上がりを左右する
術後の適切なケアも、ボコボコにならないための大切な対策の一つです。
まず重要なのが、フェイスバンドによる圧迫固定です。ダウンタイム中のむくみを軽減し、皮膚の引き締めを促すほか、ボコボコの原因の一つである皮膚の癒着を防ぐ効果があります。術後1日しっかり装着していただければ大きな問題はありませんが、3日間は在宅時など可能な範囲で着用した方が楽に過ごせます。
また、術後2週間頃からは「硬縮」が始まり、お顔の表面が硬く感じられたり、触ると少しデコボコしたりすることがあります。例えるなら、ゼリーが固まっていくようなイメージでしょうか。脂肪がなくなって皮膚が引き締まる過程で起こる、一時的な変化です。この時期には、硬くなった組織を柔らかくし、リンパの流れを促進するマッサージが有効です。腫れや内出血が落ち着いていたら、ぜひ取り入れてください。
圧迫やマッサージの継続は仕上がりに大きく影響しますので、ご指導した内容をご自身でもしっかり実践していただくことが、回復を早める上で大切です。
リスクを理解し、誠実な選択を
脂肪吸引では、痛みやむくみ、内出血といったダウンタイムの症状はもちろん、ご心配されている凸凹、たるみ、引き攣れといったリスクも残念ながらゼロではありません。美容の手術は安全第一です。ゲストの皆さまには、メリットだけでなく、起こりうるリスクもしっかりと理解していただいた上で、ご自身にとって最適な選択をしていただきたいと考えています。
だからこそ私はカウンセリングの際、これらのリスクについて一切ごまかさずに正直かつ具体的に説明させていただいています。もしご不安な点があれば、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご質問ください。一緒に、理想の仕上がりを目指していきましょう。
出 典
- 1.Varun V Dixit, Milind S Wagh. Unfavourable outcomes of liposuction and their management. Indian J Plast Surg. 2013 May-Aug;46(2):377–392.
- 2.Sebastian Cotofana, Nirusha Lachman. Anatomy of the Facial Fat Compartments and their Relevance in Aesthetic Surgery. J Dtsch Dermatol Ges. 2019 Apr;17(4):399-413.
- 3.Jacob I Beer, et al. Three-dimensional Facial Anatomy: Structure and Function as It Relates to Injectable Neuromodulators and Soft Tissue Fillers. PRS Glob Open. 2016 Dec 14;4(12 Suppl):e1175.

